前記事からいろいろ状況が変わったので最新版を
リスト
・コンプレッサー (0.2MPa 以上出るもの)
・エアーレギュレータ
・ブレイドホース (編み込みのホースで柔らかいもの)
・エアブラシ (0.3mm ダブルアクション 平型ニードルキャップ)
・防振マット
・塗装ブース
・塗料
・薄め液 (シンナー)
・塗料皿
・調色棒
・スポイド
・パーツクリーナー
・パーツクリーナー廃棄用容器
・エアブラシ洗浄ポット
・ペイントステーション (なんて言うのか?)
・パーツ固定用クリップ
・使い捨てゴム手袋
・防毒マスク / フェイスマスク
・乾燥させるもの
・エプロン / 汚れても良い服
コンプレッサー
必須アイテム
空気を圧縮して送り出す装置
ラッカー塗料を使う場合はどれでも良いと思うが、
水性塗料やサーフェイサーを使う場合は 0.2MPa 以上出ないと詰まる
選び方は下記のとおりになるか
・一般的なキットをカラーガイド通りに塗装
⇒ ラッカー塗料だけしか使わないので なんでも良い
・ボークス製のプラモデル(ブロッカーズ) や、がっつりオリジナルカラーで塗る
⇒ ボークス製はカラーガイドが水性アクリル塗料である ファレホの指定になるので 0.2MPa 以上必要
※一応ラッカー塗料の指定もあるものの、廃盤の出るガイアカラーを使っているので 指定の塗料が入手できない可能性がある
⇒ オリジナルカラーで塗る場合、下地にサーフェイサーを使うこともあるかと思うので同様
エアーレギュレーター
コンプレッサーで 0.05 MPa 以上が出るものを使う場合に必要
コンプレッサーからのエア吐出量を調整する
若干のバッファも兼ねていると思う
ラッカー塗料の場合は 0.05 MPa に、水性アクリル塗料などは 0.2MPa に空気量を制限するために使う
ブレイドホース
必須アイテム
コンプレッサーとエアブラシを繋ぐためのホース
ブレイドホースは柔らかく絡みづらく扱いやすい
通常のゴムホースだと硬く取り回ししにくい
エアブラシ
必須アイテム
空気を使って塗料を霧状に飛ばし、対象を塗装する
様々な種類があるものの、とりあえず
「0.3mm」「ダブルアクション」「平型ニードルキャップ」
を選定すれば万能に使っていける
防振マット
状況により必須
コンプレッサーの下に敷き、振動を抑制するマット
要はマットなので専用のものでなくても、多量のクッションであったり何かで代用は可能
または ガレージで使用するなど そもそも振動を気にしなくて良い環境の場合は不要
塗装ブース
必須アイテム
エアブラシから吐出された霧を吸い込み、パイプを通して外へ排気する
これを使わないと 部屋中に霧が充満する
塗料の霧は健康への影響があるのと、霧によって部屋が汚れるのと
それらを対策するために必要
ベランダなど外での塗装も一手だが、風によって吐出先が左右される
これがストレスになるはず
塗料
必須アイテム
実際に対象を塗装する色
種類は多数あるが、エアブラシを使うならラッカー塗料からがおすすめ
メーカーは タミヤ か GSIクレオス(Mr.カラー) から入門すると良い
これらは大体のホビーショップで取り扱いがあり、入手しやすい
また、多くのメーカーのキットは、これらをカラーガイドで指定している
薄め液(シンナー)
必須アイテム
塗料をエアブラシで吐出できるように薄める液、軽い洗浄にも使用可能
塗料皿
必須アイテム
塗料をシンナーで薄めて調合したり、色同士を調合して調色するための容器
代替として 百均の 紙コップが採用できる
調色スティック
必須アイテム
塗料皿に塗料を出すために伝わせるために使ったり、塗料皿で撹拌する
また塗料瓶の中を撹拌するなど多用する
爪楊枝や竹串などだと 塗料が付く量が多く、また廃棄するまでに乾燥が必要など手間が増える
スポイド
必須アイテム
シンナーを適量に取り出す
力技で調色スティックに伝わせる、という手も取れないことはないが・・・
パーツクリーナー
必須アイテム
塗装する道具を洗浄する (塗料を溶かす力を強くしたシンナー のイメージで)
気軽に使えるよう、多めのものを用意すると良い
パーツクリーナー廃棄用容器
必須アイテム
洗浄に使ったパーツクリーナーを保存する
パーツクリーナーは水で流せないため、ある程度貯蔵の後、一括して廃棄する
容器は瓶がおすすめ、100均で入手できる
パッキン付きでないとシンナーが漏れてくるため、容器選定時の要件に加えること
プラスチック製は不可、パーツクリーナーは溶かしてしまう
防腐処理が施されたプラスチック容器なら可能
メーカーサイトを見て シンナーなどが問題ないかを確認する
エアブラシ洗浄ポット
あると便利
エアブラシの先端を入れ排気する
エアブラシスタンドも兼ねることが可能で、誤操作による吐出があっても受けになる
エアブラシのうち、塗料の流入経路を洗浄する場合に パーツクリーナーをそのまま吹く
このとき 塗装ブースで直接、もある程度は問題ないと思うが、多量になると フィルタへの影響が懸念される
そのときにこのポットがあると気兼ねなく排気できる
または水性塗料の場合に水を使って塗料の流入経路を洗浄する必要があるために、
水をエアブラシに入れて吹くことになる
塗装ブースだとフィルタが水浸しになるので、筆洗や洗面所やらで吹こうと思うものの、
いろいろと面倒くさい自体に陥る
そのときに、先にも述べたがこのポットがあれば気兼ねなく排気できる
ペイントステーション
ほぼ必須
後述のクリップと合わせて使う、塗装対象を乾燥させるために使うもの
猫の爪とぎのような、ダンボールを貼り合わせたもの
つまりDIYも可能
パーツ固定用クリップ
必須アイテム
塗装対象を掴み塗装しやすくする、またそのままペイントステーションに立てて乾燥させる目的で使う
使い捨てゴム手袋
必須アイテム
手の汚れを防ぐ
塗装中は集中するので手の汚れを無視しやすい
パーツ固定用クリップを使っていたとしても手には多量の塗料がつくことになるため、
この手袋は必須と言える
(2024/1/30 追加) 防毒マスク
必須アイテム
普通のマスク(フェイスマスク)でもある程度効果はあるが、防毒マスクのほうが良い
塗装ブースがあっても、ある程度圧力を高くして吹くと塗装ブースが吸いきれずに吹き戻ってくる
それを呼吸で吸い込む場合がある
マスクをつけていれば吸引を防ぐことが出来る
(2024/1/30 追加) 乾燥させるもの (食器乾燥機, ドライヤーなど)
任意で
食器乾燥機がよく乾燥させるためのブースとして扱われる
場所に困る場合は ヘアドライヤー でも良い
多量に塗装する場合はあると効率が上がる
(2024/1/31 追記) エプロン / 汚れても良い服
任意で
どれだけ注意していても事故は起こるので、作業は汚れても良い服で
(2024/1/30 追記) やめておいたほうが良い : ガンダムマーカーエアブラシ
安い、手軽、で私もこれから始めたけども、耐えきれなくなって 上記を揃えた
1. マーカーをエアブラシにセットする前準備が必要
2. エア缶は冷えると出が悪くなる
3. マーカーの先端から塗料が少なくなったら、再度塗料を出す必要がある
4. それが何度も必要になって面倒になる
5. 塗料を出してもうまく吹けなくて、マーカーの位置を調整している時間が多くなる
6. エア缶がストレスになる
7. もうエアブラシ揃えようってなる
ガンダムマーカーでしか無い色もあるので「局所的に塗装する」場合にはありかもしれない
ただ、「局所的」ならガンダムマーカーで直接塗装したほうが良かったりもするので
結局エアブラシとしては使わないかもしれない