「うつ」になりました

Twitterで話を見かける度に、「私は大丈夫」とか、「それっぽいこともあるけど、私に限ってそんなことはない」と思っていた。
事実は違った。
精神科の診察を受け、私は「うつ状態」であるとの結果を得た。
診断書ももらい、明日に休職の相談をする予定。

今後について

経緯読むのが嫌な人へ、今後について先に記載する。
The Novice 22 、及び M3は完遂させる。
これはなんとしても。
The Novice / Stoic Sounds 関連の活動については、状況次第で決定したい。
すなわち、これから決めることは全て未定である。
ただ・・・どうせ私のことだから、いつも通りやるであろうと、私自身に期待している。
個人的なところでは、「うつ状態」であるため、禁酒を言い渡されている。
治療に関わることのため、「ほんのすこしだけならば」も許されない。・・・悲しいことだけども。

原因

残業時間を持ち出したら、医師の人からは「その程度で」と言われた。
確かに、時間にしては、一般的に聞くブラックな時間より遥かに少ない。
しかし、後述する行動を伝えたところ、うつ状態と診断結果をいただいた。
うつ状態は残業時間だけでは判断しきれないのかもしれない。
一般的には「うつになる人は残業時間が多い」という認識だから、私もそうだった。
原因については、多分他のなにか「も」あると思う。
ここで「残業時間を原因から除外」してはいけない。
思い当たる1つは将来への不安感だが、会社の情報を出さなければならないため、この場では書けない。
曖昧に書くならば、「ホワイトでいたい子会社とどうあがいても黒に染める親会社」である。
如何に子会社が努力し、残業を減らそうとしても、親会社が黒ならばどうしようもない。
その子会社にいる以上、一生残業せざるを得ない。
そういった不安だと思う。或いは絶望だと思う。
または指示を出す人のせいかもしれない。
曖昧な指示しか出されず、しかしてその通りにやれば違うと言われる。
詳細に聞けば教えてもらえるような錯覚に陥るが、それは後で簡単に覆される。
必要な結果が見えない、どうすればいいのかわからない業務をしていたのも一つの原因だろうか。
なお、転職を迷っているのは、子会社側の福利厚生の良さである。
残業代は正しく払われ、有給なども取得でき、年末年始休暇や、特別休暇などもある。
災害時は正しく休みにしてくれたりもする。
この辺りも保証された上で、残業時間削減まで期待できるかどうかというところで、
転職するより、今の所のほうがまだ遥かに幸せなのではないかとも考えることがある。
それらを考える期間含めの休職である。

今日までの状況

以下を書くかどうか迷った。
だが、状況を説明するにあたって、必要なことなので書くことにした。
実は、遡ること5月頃、残業に耐えかねて首を絞めたことがある。
ネクタイなので、当然そこまで力も出なかったから、窒息にも失血にも至らない。
この時点で一度限界を経験していたのかもしれない。
「私のファンの方々」(いないだろう)なら私が急にVOCALOIDなどを話題に聴くようになった時期があったことに気づいたと思う。
精神が一度限界を迎えて、趣味嗜好が一度破壊されたためだと私は考えている。
逆に功を奏しているとも言えなくはないが、感謝すべき事象ではない。
6月頃は案件も変わり、残業がほぼ無い生活があった。
症状はなく落ち着いていた。
だが、なんとなく「もうどうにでもなれ」のような感じで仕事をしていた気がする。
9月に再度案件が変わり(正確には4、5月と同じ案件)、残業が増大した。
といっても、先述の通り、一般的に言われるブラックな時間より遥かに少ない。
9月中旬頃、毎日飲酒する生活がはじまった。アルコールを呑むことで、気分が晴れたからだ。
9月末、日曜頃、買い出しから帰宅途中、歩く足が止まりそうになる。
そして帰宅するや否や、包丁を手にして自分に向けた。
しばらく泣きながら考え込んだ。
この行動こそが異常だと思い、精神科医にかかることのした。予約は10月1日(この記事を書いている日)
9月最終週、毎朝出勤前に泣いた、或いは頭を抱え、大声で喚いた(パニック症状?)
帰宅しても泣いた、或いは、玄関で倒れ込んだ。
出勤前、玄関に立つと、靴を履く手前で止まってしまうこともあった。
最後の週だから頑張ろうじゃない。
「今もしんどい、今すぐ終わりたい」と考える日々だった。
最後の日でも、「やっと終わった」などと思うことはなかった。
代わりに大きな不安感をかかえ、最寄り駅につくと、ダッシュで帰宅。
頭を抱えて大声で叫んだ。
9/29、30(土日) は比較的落ち着いていた。
やはり仕事を考えなくていいからなのだと思う。
が、ふとしたきっかけで思い出すと、やはり同じように生死までを考えてしまう。

診察で伝えたこと

何度も書いているが、残業時間についてまず伝えた。
そうすると、「同業界において、その時間程度だと、あまり深刻ではない」というような反応だった。
私自身もそう思ったが、思い切って上記の行動を伝えたところ、「思いつめすぎるならば、一度仕事を休んでみてはどうか」
とのことで、診断書を発行してもらった。
「自殺に至るような行動をした」などはなかなか言い出せないと思う。口にだすのも恐ろしい。
だが、精神的なものは外見からでは決してわからない。
自らが語らなければ絶対に伝わらない。
うつ状態では勇気も持てないが、振り絞る思いでなんとか伝えた。

なってから気づいたこと

この症状に予兆はない。
自分でも気づくことができないくらい、馴染みながら進行する。
そして気づかないうちに限界に達し、自殺へと移行する。のだと思う。
私は本当に運が良かったと思う。
気づくというプロセスがあった。
皮肉かな、小学校頃のいじめに耐えて鍛えられたメンタルのおかげだろうか。

お願いしたいこと

もし、この記事を読んでいるあなたが「上司」ならば、
「うつ状態になる寸前に申告がある、だからそれまでは残業/ひどい作業をさせても大丈夫」なんて思わないでほしい。
「他の人は大丈夫だったから」も通用しない。
人間は人それぞれ異なる。
過去のサンプルは全くを持って通用しない。
そして、絶対的な残業時間は、アテにならない。
「他の人は40時間ぐらい大丈夫」だったとして、それは全人類に当てはまらない。

現状

不快感が殆ど常にある状態。
ふとしたときに漠然とした不安に対し、パニック障害すら起こる。突然頭を抱えて大声を出す。
ただ、仕事のことを考えなければ、割と症状は出にくい。
落ち着いたときは日常通りに過ごせる「ように見える」場合が多いが、無気力にぼーっとしていることもある。
いつもより気力が足らず、食事も気を抜けばそのまましないこともある。
「パスタ」を作る気力も今はない。
やる気が単純にないだけなのか、症状によるものなのかは判断がつかない。
昔のやる気はどこへやらといったところ。
思い出すのが難しい。
なお、「今すぐ死にますか?それとも生きたいですか?」という問いをたまに自分にするが、
まだ良い回答にならない。

最期に

上記を見ると思い込みによる落ち込みに見えないでもない。
「メンヘラ」と言われても仕方ない。
しかし、確かに「一線超える寸前で、危険な状態」であることは自分で感じる。
人は人を100%理解することは不可能であるので、これについては信用するかしないかしかない。
うつの疑いはオンラインのテストでわかる。
異常な数値が出たら、「そんなわけあるかよw」と見過ごさず、
ただちにメンタルクリニックに行ってほしい。
なる前に、精神科医によるカウンセラーで症状が緩和すればよし。
メンタルの強い人なんていない。うつ状態は誰でも成りうる。

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