どう変わったかのお話
用途について
私はこれらの機器はクラブイベントで使う
私が主催する、或いは出演させてもらうイベントでイベント風景を録画する
「クラブイベントの大音響の中でも音割れしない」ことを重視しており
画質は雰囲気が分かる程度にしている
もちろん贅沢言えば両者だが、そこまでいくとかなりのお値段になるので
「2~3万円台」も要件に入ってくる
画質
※イベント風景で他者が映っているのでサンプルはなし
数字は以下の通り
・DR-V1HD
DR-V1HD | 製品トップ | TASCAM (日本)
最大解像度:720p 30fps
撮像素子:1/4 CMOS ※4.5mmぐらい? の大きさ[大きければ大きいほど良い] で、CMOS(省電力)
F値: F2.8 ※大きければ大きいほど フォーカスされているモノ以外もきれいに映る
・Q2n-4K
Q2n-4K Handy Video Recorder | ZOOM (zoomcorp.com)
最大解像度:4K 30fps / 1080p 60fps
撮像素子:1/2.3 CMOS ※7.7mmぐらい?
F値:F2.8
まず Q2n-4K では 4K 30fpsや 1080p 60fps まで対応するが、
もちろん容量も爆食いするので、SD 128GB ぐらいでは イベントの長時間全てを撮影できない
あと、容量デカすぎて配布にも困る
なので、私の用途では両方において 720p 30fps で撮影している
実際の映像を見ると、Q2n-4K のほうがはっきりしている
多分撮像素子が大きいからだと思う
あとさすが4K対応ということもあってそれなりに、ということなのだと思う
音質
Q2n-4K のほうが低音までしっかり録音できている
加えて左右の音の広がりもQ2n-4K のほうが良い
ただ、低音まで音が広がっており、聴くに奇妙
ここは DR-V1HD が良い
或いは後処理すれば Q2n-4K でも耐えられるか
※音における位相のお話は話題がずれるので割愛
電源について
DR-V1HD は専用アダプター、Q2n-4K は MicroUSB
ここはどちらが良いかは人それぞれか
電池駆動にも対応
DR-V1HD は単3 3本だが、Q2n-4Kは2本で良い
現場では主にACで稼働させ、
万が一、ACが抜けたときのためのバックアップ電源として電池も採用といった使い方をしている機種は
それで助かったことも何度かある
録画の仕様
DR-V1HD は 29分少し毎にファイルが区切られる
区切られる時、ほんの短い間の録画されていない区間が発生する
これは SDカードのフォーマットの都合上やむを得ず、DR-V1HDが悪いわけではない
Q2n-4K は 区切られること無く録画される
後者のほうが良いと思うかもしれないが、
後日配布するとなった場合に、利便性が高いのは自動で区切られている前者である
動画ファイルについて
DR-V1HD は MOV (WAV/MPEG-4 SP) 、Q2n-4Kは MP4 (AVC/H.264)
VLC Media Player などでどちらも再生可能なので、ここはあまり問題ないか
他雑感
・カメラシューはどちらも付属、三脚取付可能
・Q2n-4K はカメラのキャップが付属
・DR-V1HD は専用布ケース付属
・画面の操作性はどっちもどっちの感覚
・DR-V1HDは製造終了、これがQ2n-4K選定のきっかけでもある
で、結局はどっちが良い? (まとめ)
用途でも述べた通り、映像は雰囲気がわかれば程度で良い
きれいな映像はスマホやカメラマンが収めれば良い
ので、ここはどちらでも良いと感じた
音質においては 低音の出は良いと感じたので、
Q2n-4K のほうが良いと思っている
もっと高額なものなら、映像も綺麗なんだろうとは思うが、
個人趣味でそこまではなかなか