[Focusrite Scarlett 4i4] は 4inputの夢を見るか

DTM

比較対象は Roland Quad-capture

概要

・In: XLR/TRS入力2系統 (1L/2R)
・In: TRSバランス入力 (3L/4R)
・Out: 2系統(1L/2R, 3L/4R)
Outへのルーティングは Focusrite Control で柔軟に変更可能
Quad-capture みたいに決まってない
・Monitor ノブ:背面 Output 1/2 に影響
・ヘッドフォン端子の上のノブ:ヘッドフォン端子 に影響
・Output 3/4 はスルーのようで音量調整するためのノブは無い
・Windows AudioはPlayback 1/2 に該当(Focusrite Controlではレベルが上がらない)

音質

こういうのは個人的な感覚や意見が大いに混ざるので「ふーん、そうなんだ」程度に
・ヘッドフォン端子
Quad-captureに比べると高音が軽く出ている気がする
Quad-capture のヘッドフォン端子はアンプがと聞くが、それはある様子
・マイク入力(マイクプリアンプ)
これに関してはどう比較して良いやら
使用に差し支えない、音がアレだったらよほどでなければEQとかでどうにでもなる

他比較事項

・ヘッドフォンの音量がメインアウトプットから独立
Quad-captureだとヘッドフォンとスピーカーとで切り替えるために
わざわざスピーカーの電源を切るとかしなければならなかった
Scarlett 4i4 はスピーカーとヘッドフォンとで音量ノブが独立していてそれをしなくて良い
※というかこれが標準機能と思う
・48Vスイッチが前面
Quad-captureは裏、スイッチがこれ1つだけなら良いけども3種類あるから「あれ、どこだっけ」っていちいち裏面を見る
Scarlett 4i4 は前面だから悩む必要もない
・入力ボリュームインジケータが色
これはQuad-captureが勝っている部分
Scarlett 4i4は色でボリュームを出しているが、Quad-captureはゲージ
当然ゲージのほうが見やすい

Scarlett 4i4の悪い点

・Windowsオーディオとして「Input 1/2」と「Output 1/2」しか認識されない
DAW使わないと「Input 3/4」「Output 3/4」が完全に腐る
Focusrite Control でIn 3L/4R を Out 1L/2R(スピーカー) となるようルートを変更しても 取り込めない
4i4から出ている音をOBSなどで使いたい場合、そのために別途取り込み用オーディオI/Fが必要となる
こいつは本当に 4in4out なのか
・48Vオンの状態でヘッドフォンを抜き差しするとPCをクラッシュさせる場合がある
1回経験、これ結構まずい不具合だと思う
・Out 3L/4R とヘッドフォン端子のルーティングが共用
背面3L/4Rは実質ヘッドフォン端子

個人的総評

微妙
・DAWで使うなら 4input / 4output まるごと使える、音質やスペックも良いと思う
・ゲーム配信などライブストリーミング目的でこれを買うと大爆死する、確実に向いてない


Focusrite の傾向がこれでわかった
勝手がよろしくないので さて、Quad-captureに戻そうかどうか

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