イントロダクション
DaVinci Resolve で 配信で使うための スティンガー トランジションの動画を書き出していたところ、
透過されたレイヤーのアルファが無視されることが判明
いろいろ調べてみると Fusion で Opacity を指定するよう作れば機能する様子
Timeline のレイヤーで設定した Opacity が反映されないのはよくわからないので、不具合だと思っている
DaVinci Resolve においてはこういう不具合であったり、
細かな仕様不足が見えたりしたので、代わりを探した
Hitfilm
Download HitFilm – Free Video Editing Software – FXhome
After Effects の代わりとして上がる
個人的には Premiere + After Effects だと思っている
比較1 : アルファ値を含む動画の書き出し
Hitfilm は問題なく書き出せた
動画については、私のライブ配信をご覧いただければ
比較2:動画の簡単なカット
主にプレイ動画のカット
Adobeにおいては After Effects より Premiere のほうが勝手が良い操作となる
Davinci Resolve は Premiere 同様、カットしやすい
また Fairlight による音声編集もできる点において、ノーマライズしやすいのでやや有利
Hitfilm についても Premiere 同様にカットしやすい
音声編集はできない
Effect でレベル調整をすればできないこともないが、ノーマライズするのは難しい
リミッターもない
比較3:プロジェクトファイルの勝手
Premiere はプロジェクトのフォルダを生成する
Davinci Resolve は更にプロジェクトのルートフォルダという形で扱うので、
小分けしやすい反面、扱いにくい
Hitfilm はファイル1つのみで勝手が良い
また、単純にカットだけしたい場合、プロジェクトファイルを作らなくても可能なのも有利点
比較4:レンダリング速度
Davinci Resolve のほうが Hitfilm より速い
Hitfilm は負荷を抑えている?
比較5:スナップショット書き出し
Premiere でできた機能
DaVinci Resolve の場合、Color で Grub して書き出しという面倒な手間が必要だった
Hitfilm は Premiere 同様に簡単にスナップショットが取れる
比較6:相対移動量の表示
Hitfilm の便利な機能
シークしたときに相対的な移動量が表示される
「1秒の余白分だけカットしたい」などといったときに計りやすく便利
比較7:文字入れの難易度
Premiere は CC 2023 なら テキストボックスでできた (と思う、解約したので忘れた)
DaVinci Resolve はかなりクセがあるテキストボックスとなり、勝手が悪い
Premiere のようにテンプレート化もできないと言って良い
Hitfilm もテンプレート化できないが、
字入れ自体は テキストボックスを置くだけなので勝手が良い
比較8:価格
Premiere はサブスク 年 28,776円 で無料版無し
Hitfilm はサブスク 年 21,243円 (2023/4/29 の為替) で無料版あり
DaVinci Resolve は買い切り 41,980円 で無料版あり
結局おすすめは
基本は Hitfilm
状況により DaVinci Resolve だと思う
つまり、Adobeでいう After Effects、Premiere の関係で