前記事の続き。
その場では診断書を出さなかった
休職とは単純に「長期的な休暇」のように捉えていたため。
上司から話を聞くと、その勘違いは多いらしい。
休職が発生すると、会社によると思うが、
リワークという復職のためのプログラムが組まれるそう。
これもまた会社の情報にあたるため、詳細に書けないが、
聞いた話に近いものは下記サイトに記載がある。
リワークプログラムについて
また、「この業種に残業のない仕事はない」とも言われた。
それは自分にも理解があった。
先の記事に書いた通り、今回の問題が残業時間でないならば、他に原因があるはず。
上司との面談を続ける中で、自分がどうしていいかわからず、考え込んでしまった。
結果、診断書を出すかどうかは来週の判断で良いということになった。
なお、手続きにおいては、「発行日から遠くなるから面倒」だったようだが、そこはなんとかしてくれると言ってくれた。
・・・上司自体はいい人なのでは?
面談が終わり、事務所へ。
10月は案件の切れ目、同時期に戻った同チームメンバーが多かった。
信頼できる仲間だけあって会話はちゃんとできる。
中でもチームリーダーは、私が上司と一緒に会議室に入ったことを見て、
おおよそ察してくれたらしい。
少し話をしてくれた。
「自分は、[こういうこと]に変に自信を持っている、だからそれを芯にやっているから負けずにやってこれた」
※[こういうこと]には具体的な技能が入る、また文章はやや変えている
少しわかる話と思う。
9月に従事していた作業は得意だったはずの「開発」だったが、数々の否定を持ってそれが折られたと感じる。
このとてつもない不安感は、その自信の喪失があるのかもしれない。
そして、こうして仲間と会話することで安心感を得られることから、
孤独感もまた起因していたのかもしれない。
その話をして、私はまた考え込んでしまった。
疑問点
「この業種に残業のない仕事はない」という点である。
果たして事実なのだろうか。
軽く調べれば、「残業ゼロ」との企業の存在は出てくる。
大体ランキングで記載されているが、その中に「一度行ったことがあるがとんでもなく残業したことがある場所」(できるなら社名を出してしまいたい・・・大手はいい思い出がない・・・)が記載されていることが多く、情報に信憑性がない。
やはり存在しないのだろうか。
そう考えるとうちはかなりマシなのだろうか。
残業以外にもう一つある。
それが、前記事でも書いた通り「残業時間がほかと比べて短いのにこの状態に陥ったこと」である。
頭を整理していくと、仮説として、上記の通り、9月の案件では客先に一人で居たことが挙げられる。
同社の社員もいたが、それなりに大きな会社なので、接点もあまりなく、仲間とはなかなか言いにくい。
ここに、もし同チームメンバーがいたらどうだったかを考えている。
また、そうであれば、現場が異なればどうなるかを考えている。
現状
一週間、有給という形で考える時間をもらった。
実質、一週間の休職ということになろうか。
この期間で導かねばならないのは「復職が大変であることに承知し、診断書を出して休職」か、
「出さずに職場復帰」か、或いは「転職か」である。
独立は・・・恐らく自分の性に合わない。
もちろん、レーベルオーナーとしてそれだけでやっていきたいのは夢のひとつだが、 Stoic Sounds の現状を見ると、そうもいかない。
自分の人生は自分で決めねばならない、しかしとてもむずかしい。
一つの大きな岐路と言えると思う。
生きることがとても難しい。