当記事は保有者ではなく、興味をもって調べた人視点のものであることをご留意いただきたい
モジュラーシンセで何よりも前提として必要なもの
電源モジュール
Behringer CP1A
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-ABO#
モジュラーシンセには各モジュールに電源を送る電源モジュールが何よりの大前提として必要となる
モジュール数が増えてくると電源モジュールが取り扱える電力の上限を超えてくるので、
1システムに1つの電源モジュールとはいかなくなり、拡張が必要になる
モジュラーシンセで次にまずあったほうが良いもの
ケース
Behringer Eurorack 104
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-ABO#
Behringer Eurorack Go
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-AAA
ケースは無くても最悪ばらまけば良いが、利便性がかなり悪い
やはりケースに収めて整列させ、固定させたほうが勝手は良い
DIYができる人なら、モジュールをねじ止めできる箱を作れば良い
木工でも、3Dプリンタでも?可能だと思う
ケースのサイズはどうすべきか
ドハマりするなら大き目を一発買っておくとよいと思う
先述のEurorack Go ぐらいか
2024/10/31 の個人的な検討方針は 後述のバッファードマルチプルのみ使いたいところなので、
小型ケースが欲しいと思っているところ
4ms Pods シリーズ
https://4mscompany.com/pods.php
(2024/11/19 追記)
見た目問わないならこんなのでも
パッチケーブル
Korg MS-CABLE-YL
https://www.korg.com/jp/products/accessories/ms_cable_yl/
Korg SQ-CABLE-6
https://www.korg.com/jp/products/accessories/sq_cable_6/
「モジュラーシンセ用パッチケーブル」という品名で見つかるが、基本的な仕様は 3.5mm モノラルミニプラグである。
つまり、オーディオケーブルとして普及している 3.5mm モノラルミニプラグであればなんでも可。
・・・だがオーディオケーブルのほうだと割高に
モジュラーシンセといえばパッチング、これが無いと音作りは始まらない
モジュラーシンセの分類
電源
ケース付属なこともあるが、付属していないものやDIYする場合に別途モジュールが必要
日本だと 下記が一番入手性が高いんじゃなかろうか
Behringer CP1A
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/287933/
オシレーター / VCO (Voltage-controlled oscillator)
電気的には 電圧(ボルト[V]のほう) を高くしたり低くしたりする回路を示す、この周期1回が1hzとなり、
この周波数を高めることで音程を得る
モジュラーシンセにおいて、音を出す最も根本的なモジュールであり、これがないと音が出ない
アンプ / VCA (Voltage-controlled Amplifier)
オシレータから出た音(電圧) を増減する
「Gate」というのがよく付属しているのもこちらで、これを経由しないとVCOは常に波形を出しているので音が止まらない
フィルター / VCF (Voltage-controlled Filter)
オシレータなどから出た音(電圧) の高周波成分/低周波成分 (多機能ならそのほかも) をカットする
上記3種が一体になったモジュールがあって、手軽そうなので目をつけている
Behringer 110 VCO/VCF/VCA
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/287583/
マルチプル
信号を分岐させるモジュール
Input に入った信号を、Output複数端子で分岐する
電源は不要だが出力が弱まっていく「パッシブ」タイプ、
電源を用いて安定した出力を行う「バッファード」タイプが存在する
パッシブタイプ / Behringer 994 Multiples
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-ABE
バッファードタイプ / Doepfer A-180-3 Dual Buffered Multiple
https://www2.doepfer.eu/en/item/a180-3
※他は気が向いたら追記予定
よく使われるモジュール
Make noise Maths
https://www.makenoisemusic.com/modules/maths/
モジュラーシンセを扱うなら誰しもが持っているレベルのものらしい
各種波長を変化させ、様々な音作りに対応するとのこと
購入するなら?
国内
Soundhouse、島村楽器あたりか
Behringer、Doepfer、Make noiseといった主要メーカーは取り扱いがある
ただ世界に広がる幅広いモジュラーシンセの取り扱いは国内ではなかなかない
海外
海外大手は Perfect Circuit というところになるらしい
https://www.perfectcircuit.com/
Behringer は逆に取り扱いはないものの、それ以外は幅広く扱っている
2024/10/31時点、円安の影響が無ければおすすめというところだが・・・
調べるにあたって知っていると良い用語
Eurorack
Doepfer社が提唱したモジュラーシンセの規格
縦は ラックマウントの3Uほど、横は HP という別の単位を用いる
モジュラーシンセのモジュールを探す場合は Eurorack という語も併用して探すと良い
1U
通常は 3U のサイズだが、1Uサイズの高さのものもある
また別のケースが必要となる
CV
信号の種類
電圧によって可変する
キーピッチやフィルターなどを示す
ゲート
信号の種類
音のオン/オフを制御する
1V以上ならオン、0Vならオフ
クロック
信号の種類
テンポなどタイミングを決定する
1V以上ならクロックあり、0Vならクロックなし
一定周期で自動的に1Vになる
デジタルで楽しむ
VCV Rack
https://vcvrack.com
VST プラグインにもなる
The Signal State
https://store.steampowered.com/app/1577620/The_Signal_State
モジュラーシンセによるパズルゲーム
フリーモードではモジュラーシンセがあって、それでいろいろ楽しめる
個人的に気になっているモジュール
Abyss Devices MTR
Abyss Devices IPSE
Mutable Instruments Plaits
https://www.perfectcircuit.com/mutable-instruments-plaits.html
オシレーター
Mutable Instruments はもう無いメーカーなんだとか
中古で見かけたら抱えておいてよいのかもしれない
Behringer Brains
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-ABP
オシレーター
上記 Plaits がいいなあと思っていたところで見かけたもの
Plaits クローン・・・というかPlaits そのものがオープンソースなので誰でもクローンは作れるらしい
様々な音が出せそうというところと、波形がOLED オシロスコープで見えるのが良い
Behringer Space FX
https://www.behringer.com/product.html?modelCode=0720-ABQ
エフェクター
変なエフェクターは乗ってないっぽいけど、リバーブ、ディレイ、モジュレーション、フィルター、ディストーションが入っている様子
ステレオ対応だから、別のシンセから入力しても使える、たぶん
(非モジュール) Abyss Devices Eurorack Patch Cables
パッチケーブルはシンプルな Korg製が今入手性が高い
Hosaは最近買えなさそう
もうちょっと見た目よさそうなのが欲しいと思って目をつけている