[Studio One 5 Professional] 今一度 Studio One を試してみる

さて、「他のDAWに戻れない」と大言壮語なPreSonusくん
久々にテストしてみようと
基本的に Cakewalk でできることがStudio One でできない点がある時点でアウトとする

VSTロードが並行処理でない

Cakewalk は VSTプラグインのロードが並行処理である
すなわち、スキャン中でもプロジェクトの編集が可能
Studio One はそうではない

DAW側で周波数を変更できない

オーディオIF依存となっている様子
Cakewalk ならば、DAW側からでも変更可能

MultiDockの有無

PreSonus はコンソールなどが独立ウィンドウにできる
Cakewalkに非常に近いが、「Multidock」として統合できない点が違う
Multidockに統合すると、タブで複数の機能へアクセスできるが、
Presonusの独立ウィンドウだと、それぞれのウィンドウへアクセスするために配置を考慮しなければならない
これはマルチウィンドウ環境において不便である

ProChannelの有無

Cakewalk独自の機能だからこれは仕方ないと言える
私はProchannelのEQとConsoleEmulatorは必ず使うので、
これが無いPreSonusには一生乗り換えられない

ブラウズが独立しない

独立ウィンドウを実装しているのに、なぜこれはメインウィンドウから外れないのか・・・

再生スタートマーカーの挙動の違い

次再生時に再生スタートマーカーに戻る機能が Studio One にはある
Cakewalk は停止時にその位置に戻る

ノートイベントの追加について

これも多分Cakewalk独自だと思う
ノートイベントを追加するとき、ノートをおいていくだけで良い
Studio One 及び他DAWにおいては「ノートを置く範囲を最初に作成」、そのあと「その範囲にノートを置く」という挙動を取る
これが煩わしい

複数チャンネルへ出力可能なVSTに非対応?

例えば Native Instruments Battery 4 は出力先を3/4と5/6 みたいに分けられるが、
Studio One 側が 1/2 しか対応しない? ために3/4や5/6を出力できない
これは私にとって結構致命的


結論:移行不可
Cakewalk がなくなるかも騒動で Studio One がユーザーをかっさらっていった印象
確かにフィーリングは近いし慣れればいける点も多いが、
代えがたい要素もいくらかあるので、移行した人は結構苦労したんじゃないかと思う

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Share via
Copy link