さて、「他のDAWに戻れない」と大言壮語なPreSonusくん
久々にテストしてみようと
基本的に Cakewalk でできることがStudio One でできない点がある時点でアウトとする
VSTロードが並行処理でない
Cakewalk は VSTプラグインのロードが並行処理である
すなわち、スキャン中でもプロジェクトの編集が可能
Studio One はそうではない
DAW側で周波数を変更できない
オーディオIF依存となっている様子
Cakewalk ならば、DAW側からでも変更可能
MultiDockの有無
PreSonus はコンソールなどが独立ウィンドウにできる
Cakewalkに非常に近いが、「Multidock」として統合できない点が違う
Multidockに統合すると、タブで複数の機能へアクセスできるが、
Presonusの独立ウィンドウだと、それぞれのウィンドウへアクセスするために配置を考慮しなければならない
これはマルチウィンドウ環境において不便である
ProChannelの有無
Cakewalk独自の機能だからこれは仕方ないと言える
私はProchannelのEQとConsoleEmulatorは必ず使うので、
これが無いPreSonusには一生乗り換えられない
ブラウズが独立しない
独立ウィンドウを実装しているのに、なぜこれはメインウィンドウから外れないのか・・・
再生スタートマーカーの挙動の違い
次再生時に再生スタートマーカーに戻る機能が Studio One にはある
Cakewalk は停止時にその位置に戻る
ノートイベントの追加について
これも多分Cakewalk独自だと思う
ノートイベントを追加するとき、ノートをおいていくだけで良い
Studio One 及び他DAWにおいては「ノートを置く範囲を最初に作成」、そのあと「その範囲にノートを置く」という挙動を取る
これが煩わしい
複数チャンネルへ出力可能なVSTに非対応?
例えば Native Instruments Battery 4 は出力先を3/4と5/6 みたいに分けられるが、
Studio One 側が 1/2 しか対応しない? ために3/4や5/6を出力できない
これは私にとって結構致命的
結論:移行不可
Cakewalk がなくなるかも騒動で Studio One がユーザーをかっさらっていった印象
確かにフィーリングは近いし慣れればいける点も多いが、
代えがたい要素もいくらかあるので、移行した人は結構苦労したんじゃないかと思う